「図書館戦隊ビブリオン」(全2巻)1998年 集英社コバルト文庫 著者 小松 由加子 ストーリー概要
芸亭高校図書委員会には重大な秘密があった。一つは、新学期が始まった直後から、人類誕生以来コメント
全ての書物を納めている「アレキサンドリア漂流図書館」が付属図書館地下に漂着している事。そし
て、貴重な書物を守るヒーロー、図書館戦隊ビブリオンの正体が、実は5人の図書委員であること…
宇宙を股に掛ける悪の蒐書組織ネオ・バグフォードとの対決、そして利用者の知る権利の行方は!?
まあ、内容としては、見てのとおりの単純明解なバカ話です。ロボットや妖精、超科学の産物等の
非常識な代物が現代(?)社会に平然と居座り、音楽の先生が女性の細腕でグランドピアノを武器に
戦闘員を打ち倒すといった、何でもありの世界観や雰囲気が、このRPGによく合っています。
その他、このRPGに使われているシステムである「アップルベーシック」に基づいて作られたルールとし て、冒険企画局から「光と闇のレジェンド・ロールプレイ」、「榊心霊相談室ロールプレイ」、「私立赤霧学 園ロールプレイ」、「タイムスライダーロールプレイ」、「おねがい!ご先祖様ロールプレイ」、「ウィッチ クエストRPG」、「ウィンドチェイサーRPG」(いずれも主婦と生活社)、「幽霊事件RPG」(講談社 X文庫「能登半島幽霊事件」に掲載)、「二つの川の物語RPG」(社会思想社の「ウォーロック」48号に 掲載)、そして「RPGシナリオメイカー 6つの世界の物語」(マイクロデザイン出版局)には「ぱられる ☆ろ〜るRPG」と共に「クルゼイダーズ!RPG」「It makes me Insane…(奴らが、私を狂わせる…)」 「天晴、傾奇者」「The WORD of WARLOCK」「STER-RAIN&BOW」が収録されています。